【育児】出産を終えて。まさかの生後3日で横隔膜ヘルニアの手術。
こんにちはミヤです。
つわりの時期を乗り越え、ようやく出産。
出産も色々ありました。
落ち着いてきましたので、ブログに残していきます。
手術のことについても書いてありますので、苦手な方はご注意ください。
出産
私はコロナ渦ではあったものの里帰り出産をしました。
軽い陣痛がちょうど妊婦健診の日に来たので、そのまま入院させてもらいました。
その日の夜中から本格的な陣痛が始まり、無事にお昼に可愛い可愛い我が子を授かりました。
多い呼吸数
生まれてカンガルーケアをしたのち、看護師さんから「呼吸数が少し多いので、こちらで少し様子をみます。よくあることですから、大丈夫ですよ。」と告げられ、その日は母子別室で。
大丈夫だろうと信じていましたが、夜にお医者さんから「呼吸数が安定しないのですぐに、近くの病院で見てもらったほうがいい。」と告げられ、目の前が真っ暗に。不安で不安で仕方ありませんでした。
先天性横隔膜ヘルニア
そのまま総合病院へ搬送される私のベビちゃん。私は、産後すぐのためクリニックから出る事ができませんでした。夫に向かってもらい、すぐに検査。
夫からかかる電話を待ちながら、無事であることを祈りました。
そんな中かかる夫からの電話。
CTの結果は、先天性横隔膜ヘルニア。
ベビちゃんに本当に本当に申し訳なく思い、涙が止まりませんでした。
ダメだと思っても、検索魔になる私。ひたすら自分を安心させる情報を探しました。
調べても難病ということしかわからず、個人差が大きい病気との記載が多いのでほとんど参考になりませんでした。
これからのことを考えると、不安で不安で仕方なく、早く詳細を医師の口から聞きたいと思うばかりでした。動けない自分が本当に悔しかった・・・。
ちなみに、この病気は検索して出てくる通り、個人差が本当に大きい病気です。
のちに医師からも、そのように言われました。
だからこういう人もいるということを伝えたく、ブログに残していきます。
この内容は恐らく、同じように診断され、でも1mmでも前を向きたい人に向けての内容になるのかなと思います。
翌々日、主治医の先生から話が聞けるとのことで、クリニックを抜けて話を聞きにいきました。
症状
病気としては、横隔膜に穴が空き、消化器官が肺の方へ行ってしまう。その結果肺が圧迫されてしまうというものでした。本来であれば妊娠中にわかることが多く、帝王切開で早めに産んだり、その病気を見越して大きな病院での出産を決めたりするそうです。
しかし、私の場合は妊娠中に見つかりませんでした。
里帰り先と里帰り前の病院とつわりで入院中の病院と3つの病院でエコーをしていましたが、全ての病院で全く指摘されなかったのです。
生まれて発見。
今思うと、総合病院が近くにあり、すぐに対応してもらえて本当によかったです。
手術に向けて
胎内で何事もなく正期産まで育っていたため、すぐに手術をできる体の状態になっており、生後3日で手術をすることが決まりました。
手術前に、麻酔のリスクや腸間膜異常があるかもしれないこと、縫合してもまた縫合箇所が広がり再手術の可能性があることなど丁寧に話していただきました。
手術
私は、クリニックを早めに退院させてもらい、総合病院へ向かいました。
総合病院で夫と祈りながら手術が終わるのを待ちました。
手術は無事成功。
手術は4時間にも及ぶ大きな手術。
無事に成功したと聞いたとき、安心で涙が止まりませんでした。
開腹手術だったため、できるだけ小さい傷で済むようにと配慮して下さり、その結果、4時間かかってしまったとのことでした。本当に感謝で頭が上がりませんでした。
術後のお話
術後の先生の話によると、うちの子の場合は腸間膜異常がなく、横隔膜を閉じる手術のみで済んだとのことでした。また、腸の脱出のみだったとのことでした。
肺も、圧迫はされていたものの、胎内で育っていたのでほぼ元のサイズに戻ってくれたとのことでした。
ちなみに肺は2歳まで成長を続けるとのことでそれを聞いて安心しました。
また、普通の子と変わらない生活が送れるので安心してくださいとのことでした。
術後の入院
無事手術を終えて入院したベビちゃん。NICUに入ったベビちゃん。たくさんのチューブが繋がれ、かわいそうで涙が止まりませんでした。しかもコロナのせいで、面会は1日1時間。本当につらいつらい時間でした。でも何より生きててくれてよかったという思いでいっぱいでした。
退院
早い回復を見せてくれたベビちゃん。2週間で無事に退院し、今ではお家で元気にすくすく育ってくれています。(2週間はとても早いとのことで、地元の小児科の先生に話したら驚かれました。)
なんで泣いてるかわからない時もあり、試行錯誤の育児の毎日ですが、泣けることに感謝し毎日の成長を見守っていきたいです。
読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、入院していた時のお話について書けたらなと思います。
質問等ありましたら、お気軽にコメントください。
少しでもお力になれればと思います。